
皆さん、おはようございます
この紫陽花は、たまたま立ち寄った、北鎌倉のある小さな美術館のお庭に咲いていました
紫陽花に水滴がついていて、とても綺麗でした。
紫陽花は、梅雨のこの季節ならではの楽しみのひとつですね。
有り難い。
さて、先日は私達の心(内側)にある意識、思考、そして口に出す愚痴、不満、文句も地球に影響を与えてしまうというような内容になりました。
なのでひとりひとりの心の在り方が大切ということになるのですが、心は感情と結びついていて、思考は肉体と結びついています。
心は感情ですから、コロコロと瞬間瞬間変わります。
それこそ掴みどころがなく、イチイチそれに振り回されていたら疲れきってしまいます。
それこそ「気」(エネルギー)を消耗してしまいます。
出てきた感情(例えば、怒り)をずっと持ち続けると、それがその人の思考となり見えないエネルギーが見える肉体にまで影響を及ぼすということになるのです。
すると肉体は怒りの鎧をつけていくことでまた、心も重たくなるということになります。
そうすると日常で展開されてくることは「怒るような出来事」ばかりが増え、増々体も心も重たくなり、疲れが倍増してしまうということになるのです。
疲れは、ある意味有り難いメッセージで、疲れているという自覚がある方は素晴らしいのです。
自覚があるということは、改善に導く扉を閉ざしていないということになるからです。
*改善できるのは、もちろん、他の誰でもない自分しかいません。
体が疲れている(寝ても疲れが取れない)というサインは、知らず知らずに心が疲れているサインでもあり、頭(脳)も疲れているサインでもあります。
一番自覚しやすい肉体を使って他の疲れを解放(改善)するように促してくるのがいのちの働きです
有り難いですね。
その声を無視し続けると、大きな病気、怪我、人間関係の不具合(家族、夫婦、仕事など)となって大問題という形で、目の前に現してくれます。
*本当は問題ではなくて、いのち側からの訴えなのですが・・・
心の疲れ、頭(脳)の疲れは、誤魔化しがききますが(気力で乗り切ることができる)、肉体の疲れは誤魔化しがききません。
なので、動く禅では、わかりやすい(自覚しやすい)肉体の疲労をまず改善していくことで、心の疲れ、頭(脳)の疲れが自然と解放されていくように導いていきます。
今日お伝えしたかったのは「肉体の疲労」の訴えを無視しないということ。
歳を重ねるごとに、よく言われることは「気持ちはあるけど体がついてこない」
というのは、先程申し上げたように、心は気力で誤魔化せるのでなんとかなりますが、体は正直なのでついてきてくれなくなるのです。
体と心の両輪が同じように動くことができないと本当に勿体無い。
それは、やる気、モチベーションに影響してくるからです。
*もし、今やる気もない、モチベーションもあがらないという方は理屈きに肉体の疲労を取る努力を日常で工夫してみてくださいね。
単純に体が元気だと心は自然と元気になります。
言葉だけで前向きになるのではなく(これも大事ですがいつか疲れてきます)、体と心が分離していない状態で心身共にということが、これからの時代は特に大切に思います。
今日も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。
今日、自分の体にしてあげられることをひとつでもしてあげてくださいね。
例)ご飯をゆっくり噛んで食べるとか、10分でも早く寝るとか・・・
するといのちが喜び、その喜びは周りも喜びに変えていきます。
今日も心地よい一日をお過ごしくださいね。