呼吸は最も大切で有り難い仕組み

皆さん、おはようございます。

 

この写真は夕方の海です。

光が海に差し込みとても綺麗でした。

 

海に座っていると時間を忘れてしまいます

 

元々、海育ちで小さい頃から海と桜島をみて育ちました。

 

悲しいことがあった時、親に怒られしょげた時、友達と喧嘩した時などなど何かあれば海に行き、今思えば癒されていたのですね。きっと・・・

 

自然は何も言わずに大きな愛で包み込んでくれる、言葉のいらない世界。

それこそが究極の癒やしなのかもしれませんね。

 

巷に溢れる癒やしグッズ、癒やし産業の発展は目醒しい昨今ですが、本当の癒やしは「自分に戻ること」自然に触れるとなぜ?癒やされるのかというと、自分と魂(いのちの根源)との分離がなくなり、チューニングされる(調律)からです。

エンボディもチューニングです。

 

さて、先日は「深い呼吸で日常がより楽しくなる」というテーマで書かせて頂きました。

 

深い呼吸になるとなぜ?楽しくなるのかというと単純ですね。

 

体の調子も良くなり、何となく体が軽い、すると気分が良くなる、気分がよくなると心が軽くなる、心が軽くなると心にゆとり、余裕が出てくる⇒「目線が変わる」「視点が変わる」「捉え方が変わる」それにより何も変わっていない日常でも何だか楽しくなったり、感謝が増えたりしてくるとこで「いのちが喜ぶ」ことになる。

 

この「いのちが喜ぶ」ということがまた深い呼吸につながっていくという好循環になるということなのです。

好循環の中にいると、多少嫌なことがあっても、イライラする事があってもうまく流すことができるようになってきます。

 

それが感情の固定化につながらず、肉体(筋肉)を固めて防御しなくて(守らなく)すむようになります。

それだけでも肉体や細胞に与えるダメージ(消耗)は少なくてすみます。

 

深い呼吸ができる体にしていくには、日々の息をしている以外に意識的に呼吸をすることを続けることが大切になります。

 

なぜか?というと生きているということは必ず肉体には老廃物や邪気が溜まり、心にも無意識の感情が知らず知らずに蓄積されていきます。

*余計なものが溜まっていれば溜まっているほど体も心も重たくなる、ざわざわする、落ち着かなくなる、イライラする、不安になるなどにつながりやすくなります。

 

からだの仕組みから申し上げれば、肺なんかは普通に息をしているだけでは4分の1しか使われなくて、4分の3はほとんどの人は使われていない状態になります。

 

なので意識的に深い呼吸を促す鍛錬を積み重ねていくことで、横隔膜がしっかりと上下に動くようになり、肺を刺激して肺全体が使われるようになっていきます

 

それにより細胞が酸素を受け取りやすい状態となり、細胞の新陳代謝が活発になればなるほど体も心も疲れにくい状態になっていきます。

これこそがいのち本来の働きに戻る為のファーストステップです。

 

運動をしているから呼吸は深いと思っている方は案外多いのですが、肺活量と呼吸の深さは違います。

 

私自身も以前は仕事でもエアロビクスを教え、プライベートでも走ったり、泳いだり、マシントレーニングをしたりして思いっきり体を動かす運動をしていましたから呼吸は深いと勘違いしていたのですが、実は、あまり深い呼吸につながっていなかったことも実感しました

 

本当に深い呼吸ができているということは、肉体の気血水の流れが良くなるだけでなく、心の状態にも必ずつながってきます。

 

ここが大事な所で、深い呼吸によりいのちが本来の働きに戻ることで新陳代謝が活発になり酸素が脳にまでしっかり回ることで、脳の回路までも変わり心のバランスも取れてくるということにつながってきます。

 

心のバランスというと「そうね、大事」と頭ではわかっているつもりでも案外難しいものです。ではどうすればいいの?と外向きにいろんな方法を試してみたり、意識でコントロールをしてみたり(得意な人はいいかもしれませんが)大概は無理が出てきたり、余計に疲れてきたりします。

 

なので私の場合は単純にいのちの働き(元々持たされている有り難い仕組み)を利用する方が無理なくて簡単でいいなぁと思っています。

 

元々持たされている仕組みを知れば知るほど(実感)、感謝につながっていきますよ。

 

ということで今日はこの辺りで終わりにしたいと思います。

 

私達が何気なくしている息(呼吸)、最も大切で最も有り難い仕組み。

この仕組みのおかげでこうして幸せに生きていることができるのです。

 

今日も一瞬でもいいので、一息一息に感謝してみてくださいね。

だって息しないと3分後にはこの世には存在もできませんので・・・

 

今日も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。

心地よい一日をお過ごしください。