
皆さん、おはようございます。
先日は、梅雨が明けて夏日となりました。
雲も入道雲に変わりました。
雲は季節によって姿形を変えていきます。
大昔の人達は、今のように天気予報があるわけでもなく雲の様子をみることで、季節を感じ、それに応じて種まきをし、移りゆく自然を神と崇め、感謝しながら生きていたと考えられます。
自然の流れ、営みをみてみると自然界がいろんなことを教えてくれていることがわかります
いのちの勘や感性が鈍くなってしまった私達現代人ですが、大昔の方々と私達は全く同じ仕組みが詰め込まれています。
情報を最低限にすること、自然を感じて生きていくことで内なるいのちの感性は蘇ります。
さて、先日は「許しは最高の癒やし」という内容になりました。
癒やしという言葉は、heal=「癒やす」からきていると言われています。
癒やすは「治す」「調律する」「修復する」「回復する」「立て直す」などの意味合いがあり、ギリシャ語のHolosが語源。
ホロスの意味は「全体」「完全な姿」「本来の姿に戻す」などの意味。
なので、癒やされることで本来の姿に戻るということになるのですが、世間一般的な概念とは多少ズレを感じてしまう所もありますね。
私達は本当の癒やしの意味を知らずにマスコミや情報に流されてしまい、他からの刺激によって人は癒やされるという勘違いがおこっているようにも思います。
これはこれで仕方がないことでもありますが・・。
しかし、他からの刺激は、あくまでも表面的な癒やしになることが多く、いつまでたっても心が疲れたり、嫌になったら癒される対象を探し、外に求め続けていく人生となります。
いつもでも不足感から抜け出すことができないことにもなります。
それもいい悪いではなく、そんな自分から卒業したいという人は、本当の癒やしの意味を知って、少し意識のベクトルの方向性を自分の内側に向け、統合させていくことが真の癒しにつながっていくということを体感し続けていくしかありません。
それがリバウンド現象を起こさない鍵にもなります。
*ダイエットも一緒ですね。
昔の先人の人達は、体験(体感)から言葉がつくられているので本質をついていると思うこと、納得することがとても多く本当に素晴らしいと感動してしまいます。
癒やすの語源Holos「完全な姿に戻る」「本来の姿に戻る」とはどういうことか・・・
自分の中の光と影、プラスマイナス、喜び悲しみなどの人生の両面があることを許し、認め、受け入れていくことで本当の癒やしが生まれると古代ギリシャの方が考えにいたって使われてきているということ。
これは古代ギリシャの方々だけでなく、お釈迦さんもキリストさんも空海さんも偉人と言われている方々がいきつく所は共通で、この世の矛盾に心を苦しめられ、そして本質に至るまで許して、認めて、受け入れて、やがて超えていくということを続けてこられた結果として、真の癒しがおき、すでに息をしているだけで、幸せといういう究極に辿り着かれてこられたのだと思います。*いずれも体を介しての呼吸が関係してきます。
結局、最終的には「自分の内側に向かうことで真の幸せ」を知ることができるということ。
根本的な癒やしを求めるならば、元々備わっている内なる体と心の「回復する力」「修復する力」「立て直す力」「治す力」を高めていくことで、統合に向かい、癒やしにつながり、すべてはひとつであるということにまで心の状態も至るということ。
今日は癒やしオンパレードになってしまいましたが、皆さんは「癒やし」ということをどう捉えていましたか・・・
すべてにおいて正解、間違いはなく、あるのは「勘違い」だけ、もし少し勘違いをしていたかもと思われる方は、少し意識を変えてみるとまた、違う見方ができるようになるかもしれませんね。
今日も夏日になりそうですね。
梅雨が明けたばかりで、体の微調整が間に合っていなかったりしますので、公共機関を使われる方や出かけられる方は衣服の調整をして自律神経の狂いを最小限にしてあげましょう。
今日も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。