
皆さん、おはようございます。
この紅葉の写真は先日山登りに行った時の写真です。
やはり今年は紅葉は進んでおらず、この木くらいが紅葉というか黄葉していました
以前、スイスに行った時にちょうど紅葉シーズンだったのですが、赤く染まる木は全く無く、スイスでは紅葉でなく「黄葉」シーズンと言うそうです。
私の山登りの趣味は、20代の後半に福岡時代に始まりました。
九州の山をだいたい5〜6名くらいで楽しく登り始めたのがきっかけでした。
今、現在の山登りは低山で空気、木々、草花を楽しみながらのユルユル登山です。
帰りには必ず温泉&その土地の有り難いお食事を頂くというルートになっています
自然は最高。足の裏で大地を踏みしめる感じ、大地と共に生きている感じ。
そして木々や鳥、動物、虫や蛇、いろんな生命が共存している感じがとても好き。
今から紅葉シーズンを向かえますが、ゆっくり味わって、近所の公園などを散歩してみるのもいいかもしれませんね。
今、この「味わう」というのがとても大切に思います。
私達はこの地上に肉体を持って存在しています。
それはいろんなことを味わう為、味わい尽くす為とも言われていますね。
元々はエネルギー体ですから、この肉体が無ければいろんな感情も、痛みも、苦しみも、楽しみも、喜びも実際には感じることが無いのです。
エネルギーには実体が無いですから、姿、形はなく無形ですが、実際は存在している。ん〜訳がわからなくなるといけませんのでこの話はここまで・・・
私達現代人は、「味わう」という感覚を忘れているようにも感じています。
例えば、食事一つとっても・・・
食事をしながらテレビを見る、スマホをみる、本をみる、誰かと話に夢中になる。
ご飯をゆっくりと噛んで味わうというよりも、とりあえず空腹を満たすだけの食事になって
いませんか・・・
時間だからと食べる食事。
とにかく安いものを探して食べる。
よく噛まずに食べる。
などなど、味わうというよりも流し込む。
「私、早食いなんです」という方は要注意。
これでいのちは喜ぶかというと、こんな事一つでも内なるエネルギーは満たされないので、心は不足感を知らず知らずに感じてしまうのです。
こんな積み重ねが、心の空虚感、不足感にもつながっていきます。
私は以前、過食症になったことがあるのでとても良くわかります。
心が満たされないと食事で不足を補おうとするのですが、そうすればする程、心は満たされず、満たされないからまた食べてという悪循環。
その頃を思い出すと本当に味わうという概念もなかったですね、今、思えば・・
温泉旅館やコース仕立ての料理などは、ゆっくりと食事が出てくるので一つ一つ、食材も目で観て、一口一口有難いという気持ちで味わいながら頂ますよね。
だから、食べ終わった後に何ともいえない満たされ感もあると思います。
いのち自体が喜んでいる感じ・・・
(贅沢な気分を味わったという表面の心も満たされます)
日々日常の何気ない食事ひとつとってもゆっくりと味わうことで、かなり変わってきます
これなら、誰でもできますね。
そして、よく噛んで頂くことで私達に必要なホルモン、唾液が自然と出てくれるようにもなります。
これが内臓への負担の軽減にもつながりいのち自体が働きやすくなります。
自分を大切にする。
特別なことをするのではなくごく日常の心がけがとても大切なのです
エンボディを長く続けて下さっている方々は、肉体の緊張が緩むと同時に唾液が口の中に広がってきます。
唾液がどんどん出てきますというか、出てくるようになります。
私達現代人は意識、無意識の緊張の連続で完全に脱力、緩むことができなくなっているので唾液自体が出づらくなっています。
例えば、緊張していると口の中は乾きませんか?
唾液がたくさん出る=免疫力と大きく関係してきます。
唾液は、自分だけの必要なお薬。
昔の人は唾液を大切に飲み込む(頂く)ということをすることで自らを癒やし、整えるために活用していたと言われています。
唾液ひとつとっても味わっていきたい。
単純な話、唾液が無ければ飲み込めない、消化もできないのです。
今日は「味わう」から唾液の話になりましたが、食べる(噛む)という行為は
私達のいのちのエネルギーを動かす元にもなります
*不食の方もいらっしゃいますが、その方は別ルートでエネルギーを循環させることができますので噛むと言う行為は必要なありませんが・・・
今日は、一口一口ご縁があった食べ物を味わいながら頂いて見てください。
心が満たされていく感じがするかも・・しれません(^^)
ということで今日はこのあたりで終わりにしたいと思います。
最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。
秋晴れの一日になりそうです。
空をみあげ、青い空とひとつになりましょう
そして唾液を味わってみましょう(^^)