
皆さん、おはようございます。
先日は久しぶりの冷たい雨となりました。
そんな中、桜の開花宣言。
例年より5日も早く、東京が一番早い開花だそうで・・・
去年の花が終わってから、約一年かけて、この一瞬の為に必要な準備をしてきた桜の木。
花が終わると、夏には緑が生い茂り、秋には葉っぱを落とし、冬には根っこに栄養を蓄えて準備をする。
その過程がひとつ抜けても花は咲かない。
一年という時間をかけてゆっくり成長する。
*目には見えないが確実に成長しているから花が咲く
私達は、花を咲かすことばかりに意識が向き、最も大切な根っこを伸ばし、幹を育てていくことを怠ってしまう(後回し)
人間でいう根っこは、日常生活を整えること(食、睡眠、掃除、肉体、心の滞りを溜め込まないことなど・・)
幹を育てていくのは、日々の意識。
この有り難いいのちに感謝しながら、日々を過ごしていくこと。
大概の悩み、苦しみや嫌だと思うことが続く、問題が生じる、病気、症状の慢性化などの改善には、日常生活(大元)、自らを整え続けることで解法に向かえるようになっているようです。
禅の世界でも、最も大切なのは「作務」
座禅によって統一された「心、肉体、魂(すべてのいのち)」の状態で日々日常の作務(掃除、食など)をおこなうことで、「しなやかで強い精神」の土台が出来上がっていく。
自然といのちが活かされていく道へとつながっていく
先日、美容室に行った時の美容師さんも髪の状態をよりよく保つには、日常生活を整えることが最も大切と言われていました。
表面的な所なことではなく(綺麗にみせる)内面を整えていくことを怠らない結果、綺麗な髪を保つことができると言われていました
すべては共通ですね。
与えて頂いたこの肉体の管理、心の管理は自分に任されているという「自覚」を持つこと。
日々、有難く過ごせるのは、当たり前ではないという謙虚さ。
この意識をいつも持ち続けることで行動が変わってきます
(日々の習慣、癖で動かなくなる)
今までの自分は(脳)常に「怠けさせよう」としかけてきます。
「今まででいいじゃん」とか「面倒くさい」とか「今日くらいは」
とか「真面目にならなくても」とか・・・
あなた自身がどう過ごすかは自由。
ただ、この頂いたいのちを大切にしていくのは自分しかいない。
*肉体も心も取り替えることはできない
その自覚だけで、自分という幹は太くなろうと働き出してくれます(内なる力が発動しだす)