
皆さん、おはようございます。
先日はお茶席に参加しました。
以前、茶道は裏千家(初伝までは終了)を習っていたのですが、何でもそうですがやらないとすっかり忘れてしまいますね。
そろそろ再開しようかと思っていたらたまたまお茶会があるということで参加。
都会のビルの5階にモダンなお茶室があると前々から気になっていて・・・
当主の方(主催)は男性でまだ若い(茶道の世界は年配者が多いので)
若い感性でのお茶室はモダン。
お茶碗もしつらえもすべて現代版お茶室という感じでした。
ビートたけしさんとかも訪れたそうです。
海外でもよく取り上げられているようです
先日も海外の方で茶道をされていらっしゃっる方が同じお座席でした。
見事な立ち居振る舞い、礼法、言葉どれも綺麗で美しい。
日本人より「和」精神を身につけていらっやる、体現していらっしゃる。
こちらが恥ずかしくなるくらいでした。
私は和の精神性が昔から好きでエンボディも、ヨガでもない、ストレッチでもない、体操でもない、がっつり気功でもない、元々皆さんの遺伝子の中に組み込まれている「和の精神」が表に顕れてくるようなものができればと想いから出来上がったのが「動く禅」ですもあります。*更に「和」の身体、精神の学び、禅を深めています
茶道は元々唐の時代中国から伝わったと言われていて、茶道の精神は禅宗の考えに基いていると言われています。
鎌倉時代に禅宗が広まると同時に全国に広まったとされています。
そして室町時代の華やかな東山文化のもと「茶の湯」が成立。
安土、桃山時代に「千利休」が「侘茶」を完成させ今に至っているようです。
茶道は元々武士の心を落ち着かせるため、精神を養うために創られたと言われています。
それと客人をもてなすためでもあったり「一期一会」の教え「日々是好日」の教え、茶室を宇宙にみたて私達はこの一部であるという宇宙観を伝えたりする場であったとも言われています。
そして「わび・さび」の精神文化とは「わびしい、さびしい」という状態を認め、慎み行動することをいうとも言われています(*諸説あります)
今は時代も変わりそんなことより、称賛されたい症候群、目立ちたい症候群、認められたい症候群、見せつけ症候群、刺激頂戴症候群などなど、和の精神とはかけ離れている現状のような・・・
それと相反して若い人が和に興味を持っている方も増えています。
ファッション的ではなく、その精神性が未来の子供にも受け継がれたらと心より願います。
これからはAIは上手く活用しつつ、人間的な精神性の素晴らしさは失ってほしくないなと個人的には思っています。
今日は最後に現在の茶道の原型「千利休の茶道の心得」➡「四規七則」
*利休の教え
四規は自分に体する心得
和・・お互い仲良くする
敬・・お互いを敬いあう
清・・見た目だけでない心の清らかさ
寂・・どんな時にも動じない心
七則は他人に接する時の心得
要約「心をこめる、本質を見極める、季節感を大切にし、いのちを尊び、ゆとりを持ち、柔らかい心を持ち、互いに尊重しあう」
そして常に茶席を通じて中立ということをを学ぶ。
「相手をさりげなく重んじる心、しつらい、もてなし」
目にはみえないところを大切にしているというのが和の精神。
私もまだまだ修行中(遊行中)この心を忘れず日常を過ごしていきたいと思います。
ではでは今日も素敵な一日をお過ごしください(*˘︶˘*).。.:*♡