
皆さん、おはようございます。
我が家のハイビスカス。
玄関を開けると1輪、また1輪と
咲いていきます。
ハイビスカスは1日花と言われ、1日と言う限られた時間しか生きることができない。
次の日になると見事に閉じている。
この儚さをみるたびに、いのちは長い、短いではなく、綺麗に咲いたかということよりも、咲かせていこう(活かしていこう)という気持ちで日々過ごしたか・・・
ただ、それだけでいい。
どう咲いたかは結果。
この花をみた瞬間に、ある禅語が頭に浮かんだ。
「一華開五葉」(一華五葉)
この言葉は、達磨大師が亡くなる前に口伝として伝えられたもの。
直訳だと、「ひとつの花が五枚の花びら咲かせた」*ハイビスカスも5枚
人間が生まれながらに持っている仏性(ほとけのこころ、いのち、純粋さ)は
5つの智慧によって開かれていく(こころの花が・・・)
1,自分をありのままに観る(観れる)智慧
*生まれながらのありのままのこころ
2,相手の心をありのままに受け入れる智慧
*それぞれに個性があり、違いがあることを知る
3,観察力をもって本質を見極める智慧
*すべてが平等である
4,人を想い、人のために行動できる智慧
*他を思いやるこころ
例えば、トイレでも次の人が心地よく使えるように配慮する心持ち
履物を揃えるとか・・
5,すべてはお陰様と思える智慧
*当たり前は当たり前でないことを感ずるこころ
解釈はいろいろあるようですが、自分なりの五葉をつくっても
いいかもしれませんね。
禅は常に結果よりも日々日常における心持ちを重要視している
*昨今流行りのマインドフルネスは結果を求めている
(なのでビジネスの世界で受け入れられた)
実は、禅と似て非なるなのです
結果よりも、日々のこころもち。
これなら誰でもできそう。
日常生活ほど奥が深いものはない。
では、今日も素晴らしい日常をお過ごしくださいね(*˘︶˘*).。.:*♡